ベガルタVS仙台大学

Ura2005-04-24



仙台大学との練習試合観戦に行ってきた。
開幕前の強風の中での練習試合とは打って変わった、暖かい一日だった。
相変わらず風は弱くはないけれど、柴田周辺にたくさん植えられた桜の景観もあいまって、牧歌的な一日だった。


試合のメンバーは次の通り。
小針、
三田、根引、渡邊広大、大河内
富田、秋葉
大久保剛志、関口、松浦、萬代


後半
小針→森田
関口→ユース?
松浦→ユース


前半は、仙台大学のピッチが多分プロの公式規格よりも大分小さいみたいで、大学側の寄せが激しく、ベガルタの攻撃はなかなかシュートまで行かなかった。
その上、大学生が前線の選手を二人、三人と囲んでくるので、ベガルタ側はやりにくかったのじゃないかなあと思う。
富田や関口が倒される場面もたびたび。仙台大学の生徒たちがそれほど大きいような感じはまったくしないのだが、ドリブルで突破するほどのスペースは与えてもらえなかった感じ。それもこれもピッチが小さいせいだ。(多分)
とはいえ、所詮プロ対大学生であることにかわりはなく、最初から最期までベガルタが押していたのには違いないのだが、前半はなかなか決定的なチャンスを作り出せなかった。
そうこうする間にDFラインのミスもあったりして、ひやひやする場面も出てきた。とはいってもまあ、専大大学側の得点に結びつくような場面ではないのだけれど。


後半始まるとすぐに剛志のゴール。
ハーフタイムで交代した関口が左足(確か)をアイシングして出てきたのに目を奪われている間に点が入ってしまったため、詳細不明。やれやれ。
でも前日草津戦で活躍(したよね?試合観てないけど)した関口が帰ってくるなり練習試合にまで出場して、その上怪我までされたんじゃ、あんまりだよ、などと思っていたのだ。
結局関口はその後、さっさと足からアイシングを外して、小針と仲良く並んで試合観戦していたので安心したのだが。

そんなこんなで先制点を決めつつ後半は進んで行くわけなのだが、後半になるとベガルタの動きが俄然良くなってきた。
点が入って気が楽になったこともあるのだろうが、中でもトップの萬代が隙あらばと、どんどんゴールを狙って行く姿が好ましかった。
最初のうちは結構簡単そうなボールを決められなかったりもしたが、試合中のゴールを狙う姿勢がついに点に結びつき、試合終了直前に綺麗な形でゴール。
これは確か左サイドでDFを交わしつつ自分でボールをゴール前まで持ち込み、GKと一対一になったところでシュートを決めたんだったと思う。
いやあ、ストライカーらしい素晴らしい一点を決めてくれたと思う。

萬代以外でも秋葉のFKやら三田のサイドでの駆け上がりやら、見所は色々あった。
でもなんといっても、個人的には萬代の成長ぶりが嬉しかったなあ。
バロン無き今、萬代と中原はシュウェンクと同じだけのチャンスを持っていると思うもの。長いリーグ戦だし、いつでも試合に出られるようがんばって欲しいと思います。
それと気になったのは大河内。
隣にいる広大がルーキーではありえないほど安定しているため、比較してしまい、ちょっと心配になってしまった。
今年はDF陣の層がやや厚いし、がんばって欲しいものです。
そして、中原は一体どうしたんだろ?怪我?調子良かっただけにかなり心配だなあ。



帰りは柴田の千本桜を見て帰宅。
満開よりは時期をちょっとだけ過ぎたような感じだったけど、それでも綺麗だった。
途中、帰宅途中らしい松浦の車を発見したけど、さすがに速くて、みるみるうちに突き放されてしまった。