2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 スローターハウス5

カート・ヴォネガット著「スローターハウス5」読了。 第二次世界大戦中、ドイツで捕虜になり、アメリカに帰ってきたビリーの話。 ビリーはその後、検眼医として大きく成功し、 家族としあわせな日々を送っていたが、 ある日家族と一緒に乗った飛行機が墜落して…

 名越康文講演会 こころの気持ち

昨日は名越康文氏の講演に行ってきた。 トークショウ形式の講演の内容は、基本的には「二つの感情」ということ。 つまり、 一つは、「普通の感情」 そしてもう一つは、 「過去の(主に)怒りを水増しした後の感情」 とのこと。 人間は親しい間であればあるほ…

 旅に出よう

最近、池澤夏樹の本を読んでいる。読んだのは、 「すばらしい新世界」 と その続きである 「光の指で触れよ」 この人の本を読んでいると、 ふらふらと旅に出たくなる。ちなみに、 「すばらしい新世界」では、 家族の長である林太郎がネパールへ行くのだが、 その…

 内的体験

佐渡裕とシエナウインドオーケストラのツアーを観てきた。 すばらしい演奏! というよりも、 それは一つの内的体験といったほうがいいかもしれない。 佐渡氏の振るタクトだけでなく、彼の体の揺れ、果てはアイコンタクトまでが、 オーケストラの一人一人まで…