2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 泣いてすっきり?

先日読んだ、名越康文氏が雑誌に寄稿した文章について。最近「泣ける映画」をはじめとする「泣ける」なんとか、っていうのを求める人が多い。 泣いてすっきりするのが目的で、そういう映画やらテレビを観るっていう人のことなのだが、 確かに、泣いて涙を出せば…

 マリーアントワネット

ようやくのことで今日、「マリーアントワネット」を観てきた。 いやー、ひどい映画だった。 これまで「ヴァージン・スイサイズ」と「ロスト・イン・トランスレーション」で培った、ソフィア・コッポラに対する信頼が、根底から揺れてしまった感じ。 はっきり言…

 初ベガルタ!?

昨日行われたベガルタ対大分の練習試合について、新聞やら、実際宮崎まで足を運んで観戦してきた人のレポートなどを読んでいたのだが、なんだか、今年はすごそうだ。 特に中盤の永井、直樹、ジョニウソンが機能しまくり、というようなことを読むにつけ、今か…

 おそろしうれし

今日は夕方をまるまる使って部屋の模様替え兼掃除。 改めて掃除してみて思ったのだが、あまりにも本が多すぎる・・・ そしてペーパーも多すぎる・・・ 今までは床に積んだり、机の上に積んだり、机の引き出しの上に積んだりして誤魔化していたのだが、 もう…

 愛しのベーグル

最近、異様にベーグルを食べたい。 ベーグル、ベーグル、ベーグル とぶつぶつ言っていると、自分の中には否応なく北米文化が脈々と流れているのだなと思い知らされるわけだ。 そんなわけで、駅構内にあるベーグル屋でベーグルを購入して食べたのだが・・・ …

 悪夢探偵

塚本晋也監督「悪夢探偵」を観てきた。 トラウマを抱える悪夢探偵は、松田龍平主演ということも手伝って、アメリカの「スパイダーマン」や「バットマン」のようなダークヒーローになる素養たっぷりだが、本作に関しては、あまりにも多くの人の多すぎるトラウマが…

恋愛ホルモン

明日はヴァレンタインデイである。 日本ではヴァレンタインデイというのはほんとうにつまらなくて、女の子は贈り物をもらうことが出来ない。 ところが素晴らしい点もないわけではない。それは、仙台のようなちっさい町でも有名なショコラティエがこの時期、…

 笑う大学

ちなみに 今日は三谷幸喜の「笑う大学」を観た。 役所公司と稲垣吾郎だけの密室劇に近かったのだが、二人の掛け合いが絶妙で面白かった。 特によかったのは、「これまで心のそこから笑ったことなどない」と自己申告する役所が、吾郎の書いた喜劇台本を読んで…

 花粉症

このところ、なんだか体調が振るわないな と思っていたら案の定 今日から花粉症が始まった。 花粉解禁令発令!?それでも今年はもう2月も半ばだし、ずいぶんと遅い始まりだ。 多分、花粉量もそれほど多くないように思う。 早く注射せねば。 そしてつくし飴を…

ばななと詠美

最近、新刊がいろいろ出ているので立て続けに読んだ二作。 よしもとばなな著「チエちゃんと私」と山田詠美著「無銭優雅」。前者はなんというか、もうはっきり言って小説の域じゃない。 一度しか読んでないので、こういうことを断言していいのか迷うところだ…

ラッキーナンバーセブンlucky number slevin

冒頭の場面。 車椅子に乗ったブルース・ウィリスが空港のベンチに座った男に話しかける。 「こういう時があった」という前置きで話し始めた内容は、八百長競馬に2万ドル賭けて、運悪く馬が興奮しすぎて転んでしまったため、賭け金を返せなくてギャングに殺さ…

 サザンな大人たち

わたしたちはどんどん若くなっている。 殆どの人が自分の年よりも5歳から10歳若いと感じている。「サザンな大人たち」は、「なぜわたしたちはどんどん若くなっているのか」ということを、さまざまな観点から検証している本だ。 著者(もしくは主人公)は40歳…