ベガルタ VS 京都 0−1

Ura2005-11-26


ホーム最終戦の対京都戦。
この試合を勝っていれば、甲府が福岡に大敗を喫したこともあり、三位が確定していたのだが、そうは問屋がおろさず、三位確定は次節最終節に持ち越しとなった。
しかし、京都って強くなったなあ、というのが試合を観ての正直なところだ。
ベガルタもすごく良いサッカーをしたと思う。立ち上がりこそはもたもたした場面もあったけど、DFラインは最後まで集中力をもって対処していたと思うし、サイドからの攻撃も、個々の選手のシュート意識も高かったと思う。
ああいう形で失点さえしなければ最低でも引き分けで終われたのにと思うと残念だ。

しかし、京都の柱谷監督が言ったように、「ベガルタと京都の差はほんの少し」かもしれないのだが、その「ほんの少し」の差がつまり、現在の1位と3位の差なのだ。
相手の一瞬の隙があった時に得点出来るか出来ないかということがつまり、すべてなのじゃないかと思う。

とはいえ、うちのチームも随分と成長したなあと思うことしきり。
試合後にはホーム最終戦ということもあって感謝セレモニーがあったのだが、都並監督の挨拶では一段と大きなコールが湧き起こったのが良かった。
そして、キャプテン熊谷の挨拶のところでは、熊谷が涙で言葉に詰まる場面があり、見ているこちらまで涙が出そうになってしまった。
彼は今年キャプテンに指名されて以来、批判も多く受けただろうし(大半がしかも言われなき批判だ)、怪我もあったりして、随分苦しんだのだろうなあと思う。
彼の涙を見て、熊谷を始めとする今のメンバーで絶対に昇格したいと言う思いが、おそらくわたしを含むサポーターの多くの胸で更に強まったのじゃないだろうか。
次の福岡戦では絶対に勝って、自力で三位となりたい。
そして、柏との入れ替え戦にも勝って、絶対にJ1に昇格するのだ。