VS札幌

Ura2004-10-30


ホーム札幌戦。
関口が初のスタメン。そして財が三試合ぶり?に後半から途中出場した。


前半はシルビが何度もチャンスを作るものの点に至らず。0−0のまま折り返す。
後半は財投入により、攻撃の幅が急に広がり、62分財からのパスが寿人を経由し、村上がゴールして先制点。しかしその後78分、DFラインの一瞬の隙をつかれて失点してしまう。
言いたくはないが、失点するときっていつもこのパターンだよなあ、と言う思いが湧き上がってくる。
その後も両方、決勝点を奪うことが出来ず、試合終了。
ベガルタが終始試合の主導権を握り、その上数多くのチャンスを作ったことを考えると、この試合を引き分けてしまったのはほんとうに痛い。
そしてベガルタはこの試合に引き分けたことで、そして福岡が勝利を収めたことで、今年J1に昇格する可能性が潰えてしまった。


とは言え、今日の試合の収穫がなかったわけではない。
これまでいつも後半で投入されていた関口が初のスタメン出場したばかりか、彼が90分動けることがわかったこと。そして三試合ぶりに試合に出た財が思いのほか調子よかったことだ。財前に至っては、サテなどで試合内調整してないことを考えると、驚異的な回復と試合勘だと思う。
この引き分けで昇格への希望は絶たれてしまったが あと残り四試合応援することに変わりない。
消化試合などと言わずに、今年の出来ることはすべてやって、来年に繋げて欲しい。



ところで、札幌戦の試合前にはベンチ外選手による 新潟震災義援金のお願いがコンコースにてあった。
コンコース内三箇所に設置された募金箱の前に数人の選手が立ち、募金するサポーターとそれぞれが握手してくれるというものだった。
わたしはたまたま二箇所しか見ることが出来なかったのだが、中原と渡邉も来ていて、しかもふたりとも元気そうだったので安心した。
中原は相変わらずバンビの瞳をした子で、「早くよくなってくださいね」と声をかけると、笑顔でこたえてくれた。かわいー。

因みにうちのママンは、梁と握手をしている時に突然それが梁だと気づいたらしく、いきなり笑顔になって、「次は絶対点を決めてね!」などと言っていた。梁が微妙な笑顔で応えていたのが面白かった。だって梁、怪我してるのに!


それと、試合前の練習にての控え組。
財が異様に楽しそうにボールを蹴っていた。足の小指にヒビが入ってるとは、とてもじゃないが思えん!サッカー選手って不死身?と思わずにはいられませんでした。