ベガルタVS 東北大学選抜

Ura2005-02-10



仙台大学でのベガルタ仙台VS東北大学選抜の練習試合を見に行ってきた。
先日の教訓を胸に高速で出かけたものの、高速を降りてからが遠い遠い。
というか、道がわかりにくかった。

ようやっとのことで仙台大学までたどり着くと、ものすごい強風の中、試合が始まるところだった。
一本目はその強風のせいで、ほとんどゲームが動かず仕舞い。
あまりにも寒いは、風が強いはで、GK小針のゴールキックもハーフラインまで届かないほどだ。
久しぶりに試合を観られたのは嬉しいけれど、選手が怪我しないようにと、そればかり考えていたというのが実際のところ。
因みにピッチの周りではシルビーニョ、大柴、磯崎がランニングをしたりしていた。
やっぱり怪我人が多いなあ。


二本目は時間半ばから後半にかけて、ベガルタ側で交代が入る。
まずは大河内(三田out)、そして萬代(シュウェンクout)、直樹(中田out)、秋葉(梁out)。
14分に松浦が入れたゴールが決勝点になった。
この二本目では一時的に風が弱まったことや、選手の体が温まったこともあり、観ていて普通に面白かった。
しかし、今年のチームは本当に声がよく出ていて、雰囲気がいいなあと思わせられた。
特に中盤で熊から全体に対する指示が出ているのがいい。去年はあまり見られなかった場面だよな、と思った。ほかの選手たちもそれぞれ指示を出し合っていたし。


三本目は5分にいきなり失点。
しかもその後22分にも失点している。
しかし、その後ゴール前で萬代が蹴ったボールを秋葉が押し込んでゴール。
これはよかった。
でもその後も大学生側のきれいなシュートが決まってまたもや失点。
うーん、相変わらず守備の連携に問題が、などと思っていたら、萬代がゴール前で倒されてPK。
これは秋葉が確実に決めてゴール。



この練習試合はなんと言うか、問題点も含めた現状を確認できた試合だったのじゃないかと思う。
問題点以外にもいろいろプラス点も見れたし。
たとえば、関口の前への飛び出しは相変わらず良かったし、松浦も良かった。
そしてDFの富田が良かったんだよなあ。DFラインから中盤まで抜け出せる選手なんだなあ、彼は。
きっとこれから数年のうちに良い選手になるんだろうな、という可能性を感じてしまった。

しかし、何よりも思ったのは、やはり怪我人の多さだった。
この時期に寒い福島やら仙台で練習しているというだけでも心配が増えるというものだ。
幸い今は宮崎延岡市のふかふか芝生で練習できているみたいで、本当に良かった。
暖かい場所でしっかり開幕まで調整してください。

(written on the 13th)