キリン杯二戦目

Ura2005-05-27



日本代表のキリン杯二戦目はUAEと。
結果は1−0で敗北。
W杯予選直前に二試合連続で負けるというのは、ちょっと痛すぎるのじゃないだろうか。
前回のペルー戦は観ていないのでなんともいえないのだが、今日の試合を観る限りでは、収穫は小野と大黒じゃないだろうか。
小野はほんとうにすごかった。
いちばん吃驚したのは、前半トラップしたボールをそのまま地面には落とさずにリフティングで相手DFを避け、そのままボレーシュートに持っていった場面。
シュート自体は点にこそならなかったけれど、バーのすぐ上を飛んでいったという、ものすごく惜しいものだった。
ほかにも今日は小野の才能を改めて思い知らされた感がある。
ゴール前の狭い場所でのパスにしたって、落ち着いてしっかり狙いを定めて出していた。
大黒との連携も良かった。
前半の大黒は今にも点を入れるんじゃないかという雰囲気をこれでもかというくらい出していたなあ。
でも後半はチームが全体的にどんどん駄目になっていってしまった。
ベガルタもそうだけど、先制されて追いつこうとする試合では、時間がなくなればなくなるほど、負けている側のチームがちまちましたサッカーをし勝ちになる。
今日の試合にしたって、前半はサイドを有効に使った攻撃で、面白いくらい相手ゴールを脅かしていたというのに、後半になると一転、真ん中の狭いスペースだけを使った、せせこましいサッカーになってしまっていた。
プレッシャーに負けることなく、ゲームを展開していけるようになると、ああいうこともなくなるのかなあ。


まあ、とりあえずキリン杯で何十回負けたとしても、要は最終予選に勝てばいいのだから、6月3日は頑張って欲しい。
そして当日は再びナカタジャパン結成!?