サテライト 鹿島アントラーズVS ベガルタ仙台 4−1

Ura2005-09-18


さて、草津戦の翌日はサテライトのVS鹿島戦を観にいった。
前日はすっかり疲労していた上、ホテルのテンピュール枕のせいもあってか、朝までぐっすり。
しかし、早朝からホテルの朝食ブッフェで食事を強いられるのには参った。
胃がまだ働いてない感じなので、コーヒーだけ数杯流し込み、なんとかヨーグルトを食べてやり過ごした。


そんなわけで朝から重い胃を抱えてバスで向かったのが鹿島スタジアム。
鹿島スタジアムに行ったのは初めてだったのだが、さすがに大きいし、ピッチから観覧席までが近くて試合が観やすかった。
前日の悪夢のような試合観戦を思えば、天国みたいなものだ。
しかも、メインスタンドは試合二時間前からベガサポでいっぱい。
直射日光が燦燦と注ぐ中、バスで渡された弁当を食べると、移動中に軽くなった胃がまたもや重くなってしまった。
なんで一人分の弁当におにぎりが三つも入ってるんだ・・・


スタジアムに到着した時点で、試合まで二時間ほどもあったわけだが、試合開始まではジーコ銅像と写真を撮ったり、その前にあった嘗ての鹿島の選手たちのフット・プリントを見て楽しんだりした。
その中にはブラジル人のレオナルドや現在ベガルタでキャプテンを務める熊谷浩二などのものもあり、つい面白がって写真を撮ってきた。
しかし、試合前にピッチ内アップがないのって妙だなあ。
いつになったら練習が始まるのかと、最初はやきもきしながら待っていたのだが、やらなかったところを見ると、どうやら外にアップするスペースがあるのだろう。さすが鹿島。


そんなこんなで試合が始まったわけだが、前日の試合に違わず、中盤がゆるいゆるい。
しかも気がつけば、ポストプレーを得意とするはずの中原が左サイドに流れていたりして、見るからに鹿島ペースで試合が進む。
ところが、中原に限って言えば、彼は下がり気味のポジションを取りながらも、中盤でボールを奪って左サイドから仕掛ける場面が何度も見られ、もう完全復活では?と見ているベガサポに希望を与えてくれた。
もうはっきり言って、このサテライト戦は中原を見られただけでも行った甲斐があった。
試合そのものは、DF陣が集中力散漫なプレーで失点を招いたり、GK二人がいまいち調子悪そうだったり色々あったが、後半剛志が入ると、剛志の闘志溢れるプレーにみんなが(選手もベガサポも)引っ張られるような形となり、スタンドのどこかから、「そうだ、俺達はそれを見にきたんだ!」と叫ぶ声まで聞こえた。
ちなみにこの日頑張っていたのは、中原、剛志のほかは晋吾かなあ。
彼は中盤で果敢に相手からボールを奪おうと走り回っていた。
体の小ささというディスアドバンテージはあるものの、体を相手に預けながら、相手の股の間に足を出してボールを蹴り出す場面が何度も見られた。
やっぱり、富田は中盤で良さが出るなあ、と改めて思った。


ま、それにしても、やっぱりこの日は中原かな。
調子が悪いなりに結果を出した萬代もお疲れ様。
試合は完敗だったけど、中原や萬代はこれから調子を更に上げていけば、トップチームで見られることもあるだろうという希望のもとに、一泊ツアー終了。