天皇杯 第三回戦

Ura2005-10-09



天皇杯、第三回戦。ベガルタVS仙台大学
仙台大学とは時折練習試合をしていて、お互いに手の内を知っているし、相手はソニー仙台を倒して勢いに乗っているので、大学生といえど、甘く見るわけには行かない。


前半は主にベガルタペースで試合が展開するが、この時点で得点出来なかったのが最後まで尾を引いてしまい、なんとPKにまでもつれ込んでしまった。
惜しむべくは、後半、仙台大学に入れられた一点で、あれさえ防げていれば、延長、果てはPKまでもつれ込むこともなかったのになあと思われる。
それと、控えのメンバーも微妙だった。
後半財前が大柴と交代するのは想定内だとしても、DFもボランチの選手も控えに入ってないって一体どうなんだろう。
結局、熊谷が下がって関口が入った時、シルビーニョボランチをつとめたのはなんと清水だ。
なぜ直樹が控えにすら入っていないのか、意味不明。
言うまでもないが、熊谷が下がってからの中盤はすかすかで、仙台大学側にどんどんボールを前線まで運ばれることになってしまった。
あと、気になったのは仙台大学のラフプレー。
大学生ってこんなものなのかな、と思わないでもないが、特に10番が後ろから足を引っ掛けるプレーが多くて本当に気になった。
この時期に天皇杯なんかで怪我されたんじゃ、たまったもんじゃない。
温厚なシルビもさすがに、二回目に倒されたときは、審判に向かって指で2を作り、「二回目だよ!」と憤然と抗議していた。


因みにPKはベガルタ側はシルビ、バロン、大柴、シュウェンク、根引、木谷、関口、清水と蹴り、失敗はひとつもなし。
向こうは確か7人目が失敗して、ベガルタの勝利が確定したんだったかな。
いや、しかし、こんなにドキドキする試合は久しぶりだった。
シュウェンクが延長後半に得点したときも涙が出るほど嬉しかったが、後半終了間際に失点したときも、泣きそうなほどガッカリしてしまった。
もうこういう試合は観たくないなあ。
ま、勝って甲府戦に繋げることが出来て本当に良かった。なにしろ、勝たなければいけないのは、飽くまでリーグ戦なので。



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