ベガルタ ＶＳ コンサドーレ札幌 2−2

はー。
引き分けですよ。
しかも、がっぷり四つに組んで思い残すところナシの引き分けならともかく、審判のむちゃくちゃな判定によっての引き分け。あんまり言いたくないが、結局3点を取り消されたのだ、しかもベガルタ側だけ。

確かにベガルタは出足がちょっと悪く、前半すぐに札幌に先制点を入れられたものの、その後ちゃんと修正して、なんと後半に入って2点を得点。
ところが、どういう理由によるものなのか、これがことごとく審判によって取り消されてしまい、ベガルタ側は選手とサポーター両方に火がついてしまった。
しかも、審判に文句を言わせることなく叩き込んだ最初の一点目が、先週に引き続き大活躍の村上によるミドルシュート。
佐々木聡氏は確か、バズーカ弾道みたいというようなことを言ってたような言って無いような。
でもそれくらいすごいシュートだった。
その後、すぐに札幌に追いつかれたのはまあ、ちょっとまずかったけど、その後もベガルタ側はかなり前がかりになってしまい、札幌側に危うくカウンターを食らいそうになることもあったのだが、それはそれ、しっかり守って事なきを得る。
そして最後はやっぱりバロンが難しい位置からのシュートを決めて追いついた。
ほかにも関口がフリーでシュートを打ったものの失敗した場面やら、関口のクロスにバロンが合わせられなかったりという場面やら、見所満載。
ま、なににしても、この試合は血管が切れそうになるほど興奮して観戦してしまった。
一点目、村上のスーパーミドルが決まった瞬間など、横から手をつかんで振り回されたので、何かと思って見てみると、それは連れではなく、連れの隣にいた人で吃驚してしまった。

それにしても、この試合で引き分けられたことは本当に大きい。
あれで負けようものなら、きっと審判は会見を開かねばならないほどの大事に発展しただろうと思う。なにしろ、三位争い中の大事な一試合なのだから。
しかし、改めてまた思い知らされたＪリーグの審判のレベルの低さ。
資格を与える前に留学させるとか、資格を与えたらプレスティージをも与えるとか、なんとか全体のレベルが上がるようにしてもらいたいものだ。
こんなんじゃ、真剣に戦ってる選手がかわいそうすぎる。
そりゃ、試合後、ピッチをまわってる選手たちに対して、「顔あげろ」というコールがあがるよ。
だって、彼らは全力を出し切って戦って、「勝利」を手に入れたのだ。それがたとえ、個人の判断によって邪魔されようとも。
ま、そりゃ、審判は絶対と言ってしまえば、それまでなのだが。

とにかく、次のダービーは誰にも文句を言わせない圧勝を！

あ、危うく忘れそうだったけど、西谷は札幌で元気にやってるようで良かった。
一回危ないスルーパスが入りそうになったかな。でもシュートはあんまり脅威じゃなかった。あは。