Mr. & Mrs. Smith

「Mr.& Mrs.スミス」を観てきた。
映画としては、はっきり言って、なんと言うことの無い映画だった。
そもそも冒頭が精神科でカップルセラピーを受ける場面だなんて、
あまりにも月並みすぎる。
映画が始まったばかりなのに、
こういう始まりって、どっかで観たよなあ。なんの映画だっけ。
なんて、考えさせないで欲しい。

とはいえ、
この映画の見所はなんたって、アンジェリーナ・ジョリー
アンジーがいなければ、あそこまで観られる映画にはなってなかったろうと思う。
彼女とブラッド・ピットの掛け合いは絶妙で、
お互いのことを何も知らない夫婦として暮らしている時、
ブラッド・ピットがアンジーの尻に完全に敷かれているところなどは、
観ていておかしくてしょうがなかった。
そして
お互いの正体がわかってからの二人がまた凄い。
もともとは愛し合って結婚した二人なのに
お互いに向かってバズーカはぶち込むわ、
躊躇無く拳銃を向けるわ
挙句の果てには肉弾戦。
その結果はまたもや
あまりにもありきたりでげんなりしたけれど、
まあ、全体的にはまとまってる
so so movieという感じだった。

ま、なにはともあれ
アンジーの魅力を満喫したい人にはオススメ。
彼女のボンテージ姿も見られるし、
なによりも
あんなに細い体なのに、全然華奢じゃなく、
ケンカが強そうっていうのが魅惑的だ。
そうじゃないなら、別にビデオでもいいんじゃないだろうか。
それとひとつ気になったのは、
ヴィンス・ヴォーンの存在。
彼って実生活でブラッド・ピットの元妻、ジェニファー・アニストンと付き合ってるんじゃないっけ。
なんだか
人間関係が複雑すぎる映画だなあ。

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監督 ダグ・リーマン

製作総指揮 エリック・フェイグ

原作 −
脚本 サイモン・キンバーグ

音楽 ジョン・パウエル

出演 ブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーヴィンス・ヴォーン 、アダム・ブロディ 、ケリー・ワシントン