ベガルタ仙台×愛媛FC

今日はホームにて愛媛戦。
結果はというと、なんと1-0で負け。
負けただけでなく、1点も取れなかったというのが、チーム状況の悪さを露呈しているように思う。


スタンドから観戦している限りにおいては、メインスタンドということもあるのだろうが、気温も随分と下がって、過ごしやすい温度になっていたように思う。
ところが、前半が終了してロッカールームに戻っていく選手たちの顔は、一様に真っ赤になっており、どうもピッチレベルだと、かなり暑いようだった。
とはいえだ、別に仙台の選手だけが暑いだけではないのだ。
実際に仙台の選手たちの脚が止まったのと同時くらいに、愛媛の選手たちの脚も止まりはじめていたのだ。条件は一緒。
同じ条件下で勝敗の分かれ目はどこにあったのか。


まず守備。
前半から守備のほころびがかなり目に付いて気になった。
CBが振り切られる場面があまりにも多くて、前半に失点しなかったのが不思議なくらいだ。
相手チームのシュートの精度が悪かったおかげで事なきを得ただけで、これが上位チームだったら、おそらく複数失点していたに違いないというほかない守備。
しばらく前までは、勝てずとも失点しない試合が続いたのになあ。それも随分前のことに思える。

そして、攻撃。
攻撃もなあ、なんか連携が悪くて、ずっと同じようなメンバーでやってるとは、とてもじゃないが思えない試合内容だった。
必要ないところでヒールパスをしたり、スルーしてみたり、細かいところでごちゃごちゃボールをまわして見たり。
それでも後半失点してからは、良い攻撃の形を何回か作ることも出来たと思うけれど、最後の精度がやはりもっと何とかならない限りは難しいのかなあ。
うーん。

で、采配。
采配に関してはもう、わたしにはぜんぜん分からないです。
愛媛の監督が得点後もFWを交代し続けたのに比べて、うちは中盤をごちゃごちゃ交代したのみ。
今日の交代はそれでも結構機能していたけど、運動量ががくんと落ちた田中に替えて、中原をもっと早く投入して欲しかった。
交代するやあんなにチャンスを演出するんだから、もっと長く中原を観たい!と言うか、見せろ!


試合後は当然?スタンドからブーイングの嵐。
わたしはブーイングはしないけれど、それでもまあ、ブーイングされてもしょうがない内容と結果でしょう。
はっきり言って、昇格を目指しているチームのやる試合じゃないよな、と思う。
うーん。
アフターJリーグショーを観て反省もしたけど、やっぱり今日は結果にもっとこだわって欲しかった。

ところで試合後に挨拶にまわってきた選手たちの中で、岡山は浴びせかけられる叱咤と野次に真剣な顔をして、うなずきながら耳を傾けていた。
危機感を持っているのは、きっとわたし達よりも選手のほうだと思うので、岡山やら直樹やら梁やらが中心となって、立て直してくれるだろうと期待しています。
といって、次の試合まであまり時間もないので、とりあえずは気を取り直して、鳥栖戦に臨んで欲しいですね。

にほんブログ村 サッカーブログ ベガルタ仙台へ