#23 水戸×ベガルタ仙台

今日の水戸戦はテレビ観戦。
スタメンは前節のメンバーから、FWの裕希が田中に代わった以外は一緒。


始まるや否や、早々にベガルタがCKを取り、なんと梁が直接得点を決めた。
その後もドリブルでボールをゴール前まで運ぼうとした田中がPA内でファウルされ、PKゲット。
これをまたもや梁が落ち着いて決め、前半もまだ19分だというのに、2-0というスコアに。
しかも、これだけでは終わらない。
その4分後には、中盤、水戸の選手からボールを奪い取った田村がそのままミドルシュート
ゴールまでは結構な距離があったにもかかわらず、ボールは回転せずにそのまま宙を切り裂き、ゴール右上隅に吸い込まれていった。
いやー、これはすごいシュートだった。
ゴールを決めた田村は満面の笑顔でベンチに走って行き、監督に抱きついていた。

このあと前半終了近くに、水戸に決定的な場面が訪れ、水戸の選手がシュートしたボールをゴール左側から走りこんできた別の選手が体ごと押し込もうとスライディング気味に行ったが、ボールはなんと置き去り。
そこをGKの林が慌ててボールの上に覆いかぶさり、奇跡的に失点せずに済んだ。
いやあ、ほんとうに奇跡的だったよ。


そんなこんなで、ここ数試合、ぜんぜん観られなかったほどの素晴らしい試合運びを観たわけなのだが、その後悪夢の後半がやって来た。
3-0といえば、普通はもう90%くらい勝利が決まったようなものである。
あとはボールをうまくキープしながら堅い守備網を敷き、その上で折を見て効果的なカウンター攻撃を仕掛ければよい。
と思うではないか。
それがなんと!
後半、3失点してしまったのだ。

個人的には前半から中盤が間延びするなあー、気になるなー
と思っていたのだが、大きくリードしていたし、それほど心配していたわけではなかった。
しかし、後半になると、なぜかいきなり水戸の攻撃を受けるだけのベガルタ
確かに時々カウンター攻撃をするものの、最後の精度がいまいち。
そしてその間にぼろぼろ失点してしまったのだ。
しかも、3点のうち2点に絡んだのだが、元ベガルタの選手だった村松
村松の成長は嬉しいけど・・・何も仙台戦で活躍せずとも。
と思いつつ試合を観ていると、中原と由紀彦を投入後、ベガルタのFKからゴール前でこぼれたボールを平瀬が押し込んで、再び仙台が勝ち越した。

結局これが決勝点となって、辛くも仙台が勝利を拾うことが出来たのだが、いやー、疲れる試合だった。
テレビ観戦でもあれほど疲れたのだから、現地の人たちはさぞや疲れたことだろう。


しかし・・・
披露の原因はシーソーゲームのような点の取り合いだけでなく、審判の判断基準があやふやなジャッジにもある。
今日の試合ではなんと両チームあわせて9枚ものイエローが出たのだ。
さすがにちょっと出しすぎだ。

それと監督の采配。
今日は勝ったからよかったようなものの、交代にはもうちょっと考える余地があるのじゃないだろうか。
後半、中盤の運動量が落ちたことで明らかに守備に皺寄せが起きていたし、それによって何度もピンチに陥っていた。
そのことをもう一度、監督には考えてもらいたいと思う。