オランダVSスウェーデン


夜は、というか早朝?は、待ちに待ったオランダVSスウェーデン戦を観る。
大会が実際に始まる前にはオランダが順当に、そして簡単に上がってくるのだろうと思っていたが、蓋を開けてみると、スウェーデンが予想以上に強い、強い。
実際、この準々決勝の試合も前日のポルトガルVSイングランド戦にまったく引けを取らない素晴らしい試合だった。しかも延長後半までお互いに0−0のまま試合が進んで、PKまで行ってしまったのだ。
あんなにすごい試合を見ていると、そんなにドラマティックにしてくれなくてもいいよ、と訴えたくなってしまうほどだ。PKなんかで試合の勝敗を決められてしまうことにも納得がいかなくなってしまう。
でもまあ、諸事情と都合により、サッカーの勝敗はPKで決められることになっているんだけど、勿論。

試合展開としては、猛攻、特に後半から恐ろしく調子を上げてきたオランダの攻撃を防ぐ形でスウェーデンが布陣を組んでいたが、スウェーデンのカウンターも何度かオランダゴールを脅かした。
試合のペースを掴んでいるのがオランダだったとしても、スウェーデンが勝つ可能性は決して低くなく、一応便宜的にオランダを応援していたわたしにはほんとうに恐ろしい瞬間が何度も訪れた。
なにしろ、オランダのDFラインはスウェーデンの攻撃に簡単にこじ開けられてしまうのだ。真ん中でスウェーンデンを止められなかった時には、大体ゴールまで行ってしまうほどに。
しかし、スウェーデン、オランダ共に、それぞれに打つシュートは全然枠に入らない。枠に入っても、お互いのGKに阻まれてしまい、結局PKまで勝負を持ち込むことになってしまったのだ。

結果としてはPKでオランダが勝ちましたが、スウェーデンもすごかったなあ。
こうしてみると、リーグで消えていったイタリア、スペインなどは、まぐれで負けたわけでは決してなく、スウェーデンが勝つべくしてここまで上がってきたのがよくわかった。
次は7月2日の放送らしいのだが、これはポルトガルVSオランダなので、絶対になにがあっても見逃さない予定。
サッカー漬けの日々はまだまだ続きます。