エーグル・ドゥース（目白） ★★★★☆

話題のパティスリー、「エーグル・ドゥース」に行ってきた。
パティシエはオテル・デュ・ミクニでシェフ・パティシエをなさっていた方で、彼が独立して開いただけに、かなりの注目を集めている店だ。
実際行ってみると、知り合いに以前から散々聞かされていたように、店構えから店の内装まで、見渡す限り、パリ、パリ、パリ。
店内にかかっている音楽がクラプトンっていうのも更にフランスらしさを醸し出していて面白かった。

ところでわたしが今日食べたのはモンブラン。
モンブランといえばアンジェリーナが有名だが、アンジェリーナのそれに比べると、ここのモンブランは大分甘さが控えめだった。
といっても、日本的洋菓子店のケーキのようにすべてを損ねてしまう、ぼんやりした味わいというのではなしに、甘さだけちょっと減らしましたという感じ。マロンクリームの下に隠れているメレンゲの量は相当少なくなっていて、やや不満だが、メレンゲの底には本物の栗が仕込まれているあたり、ちょっとときめいてしまった。
とはいえ、フランスのパティスリーと銘打つにはやはり、何か物足りないように思う。
地元に恐ろしく美味いパティスリーがあるため、そことつい比べてしまうからかもしれないが、星五つの美味さというわけにはいかないように思う。
まあ、モンブランひとつしか食べてないので、これから何回か行ってみて決めようかな、という感じ。

しかし、ああいうかわいらしい構えの店がふとあるなんて、目白という町は結構いいなあ。
「エーグル・ドゥース」以外にもショコラティエなんかもぼちぼちあったようだし、他にも探せば色々あるのかもしれない。

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