華氏911

Ura2004-09-08



友人と夕食を食べる前、マイケル・ムーア監督作品「華氏911」を観に行った。
disgustingと言うのが、正直な感想だ。
ブッシュ政権の不正は事前に十分わかっていたつもりだったし、この作品がブッシュ政権を引きずり降ろすためのプロバガンダということも理解しているのだが、それでもアメリカによるイラク侵略(イラク戦争では決してない)における醜さや不正を見るにつけて吐きそうになってしまう。


この作品に対してある程度距離を置ける人は、全員観にいけばいいと思いますが、何によらずつい感情的になりがちな人は見ないほうがいいかも。
なぜならこの作品は、監督がある意図のもとに事実の断片をコラージュしているのだから。
その事実を念頭に置いてこそ、この作品の意味が生きてくるのだと思う。
決して、真に受けすぎてはいけないと思うのです。


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