しばしのお別れ

Ura2004-12-10



午前中はベガルタの練習見学。
今日はGKコーチのレナシが練習場に来る最後の日だったので、どうしても練習場に行き、直接お疲れ様と言いたかったのだ。そして言わなかったけど、馬鹿なフロントでごめんね、と。

選手たちの練習は普段通り、前半はGK組、それ以外、別メニュー組と分かれて行われた。
後半はGKも交えての紅白戦みたいな実戦的練習。
ちょっと前まではDFが大河内だけで実践的な練習は出来なかったようだけど、今日は數馬、樋口などもいたので試合形式でやれたということなのかなあ。もっとも、まちゃよさんのレポを見るところ、今週は実践練習を中心にやっているみたいなので、その一環ということだろうか。
因みに今日は練習に来ている選手が多いような気がした。
クマ、根引、小原、菅井、シルビ、ゴッツェとかはいなかったけど、大柴もいたし、西、西谷、數馬、樋口、村田なんかもいた。あとは普段来ている人たちかなあ。

練習が一通り終わると自主練習をしている選手やGKも全員集めて、みんなで輪になって挨拶。
レナシの最後の日なので、ちょっとした挨拶をしたり、レナシが選手全員一人ずつにハグしたりしていてお別れしていた。
それほど湿っぽい感じにはならず、みんな結構さっぱりお別れしていたので、そういうところは体育会系の素晴らしいところだよな、と思わせた。
レナシが一人一人をハグして頭をぐしゃってなでたり、こめかみのところにビズしたりしている姿は、見ているだけのこっちのほうがなんとなく切ない気持ちになってしまった。

その後、選手たちは思い思いに帰って行ったり、居残り練習したりしていて、レナシは最後までマットの片づけをしたりしていたが、彼を待っているサポーターのために普段は出てこないほうの出口からわざわざ出てきてくれて、みんなと握手したり写真を撮ったり、お花を受け取ったりしていた。
わたしと友人も例に漏れず、一緒に写真を撮ってもらい、お礼を言って、ちょっとだけ辛い思いで帰ってきたのだが、少なくとも直接お礼を言うことが出来てほんとうによかった。

レナシ、今までベガルタ仙台をサポートしてくれてどうもありがとう。
「またいつか仙台に戻ってくるから、ベガルタそれまで待っててね」と言っていた言葉を信じて待っています。
長い間お疲れ様でした。
ブラジルで束の間のバカンスを楽しんでください。