世界の恋人  アレクサンドル・デュマ


原題は「Le chevallier de maison rouge」(多分)なので、「赤い館の騎士」とでもいうところか。
わたしが読んだのは古い本なので「世界の恋人」というタイトルがついているが、現在手に入る翻訳では原題を訳したようなタイトルがついているようだ。


ところでわたしは大のデュマ・ファンなのだが、しばらく前に購入した「ジョルジュ」という本は、翻訳がいかにもこなれてなくて、まったく物語に入り込むことが出来ないので、何回か読もうと試みた後ついに諦めてしまい、読み止しのまま放ってある。
改めて翻訳の大事さを思い知らされた。

ああ、「ジョルジュ」の新訳が出ないかなあ。
もしくは古いやつでも全然かまわない。
というか、出版社はもっと良心をもって本を出して欲しいものだと、思って止みません。


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