ベガルタ仙台10周年記念フェスティバル 2005シーズン壮行会

Ura2005-02-27



ベガルタ仙台の10周年記念と壮行会に行ってきた。
年間チケット保持者なら誰でも無料で入場できるという催し物なのだが、ものすごい人出だった。
入場してすぐに席を確保してからサイン会に向かったのだが、どこに並べばいいのやらすっかり途方に暮れてしまう始末で、友人といろいろ話しあった結果、まずカレンダーを買おうと意気込む友人と行列の後ろについたのだが、待てども待てども順番は来ない。
その間にじゃあ、藤吉コロッケ(限定)なるものを買おうと、わたしだけ出かけたのだが、たったの100個限定発売だったため、とっくに売り切れいてガッカリ。
その上、友人とわたしがグッズ売り場への列に並んでいる間に清水秀彦前監督、岩本輝雄藤吉信次トークショウの時間になってしまい、急遽カレンダーをあきらめて席に戻ることにした。
ところがそうまでして(といっても友人だけだが)席に戻って観覧したトークショウはまったく面白くないは、音は拡散してるはで散々ではないか。
勿論面白くないとは言っても、久しぶりにテルや藤吉が清水監督や大友ともおと話している姿を見るのは楽しかったのだが、いかんせん司会者の話の振り方が曖昧過ぎて、全然話が膨らまなかったのが最大の失敗だろうか。
テルなんて途中でいかにもやる気のなさそうな顔をしていたのだが、突然渡邊晋に手招きして呼び出し、渡邊は結局その後トークショウに参加することと相成った。
しかし面白い話は特にナシ。
強いて言えば、最近テルがチリ帰りの高橋範夫スペイン語を習ってるという話くらいだろうか。
因みに先ほどのローカル番組で知ったところによると、なんと岩本輝雄ことテルは、五月にメキシコでテストを受けるらしい。そのためにスペイン語を習っているらしいのだ。
はあ、相変わらずやることが奇抜っていうか、なんというか。
でもメキシコで是非がんばって欲しいものだ。テルが決めたことならば。


期待はずれだったトークショウのあとはサイン会めぐり。
でも結局一人のサインも手に入らなかった。
母親から「最低でも高桑大二朗、バロン、梁勇基のサインは手に入れて来い」といわれていたのだが、全然駄目だった。
なにしろ、どこの列も長い長い。
その上わたしは人ごみが苦手なので、どこかの列に並んだところで、すぐにあきらめてしまうのだ。やれやれ。
でもほんとうに面白かったのは実は壮行会だったので、このサイン会でのわたしと友人の要領の悪さはチャラとなった。
壮行会にて藤井市長が挨拶のあと、背番号順に並んだ選手の方へ向かって行ったのだが、突然バロンと握手し、財前を抜かしてシュウェンク、千葉直樹といって(シルビーニョはブラジルに帰ったので欠席)、キャプテンである熊谷浩二を飛ばして、根引と握手して去って行ったのだ。
これに熊谷はいたく傷ついたらしく、その直後のキャプテンの挨拶で、そのことを直接市長に訴えていた。
曰く、「藤井市長は今僕を飛ばしましたが、僕がキャプテンです!」だそうな。
会場は熊谷の声を受けて、一斉に沸きました。
いや、これを聞けただけでも、今日行った甲斐があったというものです。
因みに藤井市長はさっさと帰っていたようで、熊谷の直訴にも出てきませんでした。


壮行会が終わると、選手がサポーターを見送るという意味不明のサービスがあった。
とはいえ、相変わらず段取りが悪くて、選手はただスタジアム入り口の脇のほうに立っているだけ。
これじゃ、誰も帰るわけがなく、予想通り、入り口周辺は考えられないほどの混雑ぶり。
そんな中でもしっかり目当ての選手の写真を撮っていた友人のたくましさには脱帽しました。


それにしても、今日のイベントは最初から最後まで一貫して段取りの悪さが目立ったなあ。
サイン会にしても、行列が長くなるのは端からわかっていることなんだから、せめて一列につき一人のスタッフをつけて、どの列がどこにつながっているのかくらいはわかるようにして欲しい。
それと去年のファン感謝祭でも思いましたが、ピッチ上の音の拡散をほんとうに考えてください。やれやれ。

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今ふと思い出したけど、壮行会で選手が一人ずつ登場する場面では、大河内英樹がなんとバック宙を披露。
さすがにベンチコートは着ていなかったものの、次に登場した秋葉竜児が列に並ぶややおらコートを脱ぎ始め、はて?と思ったのもつかの間、上に着ていたコートを大河内に渡した。
ああ、なるほど、大河内のコートを秋葉が着てたのかと思って、ちょっと可笑しかった。
それと、我らがお祭り男萩原達郎は坊主にしたにも関わらず、妙なポーズで登場。
ひときわ大きな歓声と拍手が起こりました。
愛されているなあ、萩。