町田康ばっかり
町田康著「きれぎれ」を読んだ。
眠いときにばかり読んでいたせいなのか、これが「くっすん大黒」に続く二作目だからなのか、なんだか「夫婦茶碗」とかに比べると圧倒的に完成度が低くて読みにくかった・・・
主人公の妻がいきなり膨張し始めたり、ビルの屋上から飛び降りて断裂してしまったりすることも、「くっすん大黒」で主人公が大黒みたいな面白顔になってしまうのに比べると、いかにも荒唐無稽すぎて、なかなか入り込めなかった。
でもまあ、読んでいるこちらに問題があったのかもしれないので、しばらく時間を置いてまた読んでみようかと思う。
- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/04/07
- メディア: 文庫
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