フィラリア予防

Ura2005-05-13



夕方、プティットを病院に連れて行った。
今年はじめてのフィラリアの薬を貰うために、一応フィラリアに感染しているかどうか、血液検査しなくてはならない。
幸い、うちの犬はどういうわけか病院好きなので、「病院にいくよ」というと、嬉しそうに駆け寄ってくるので、病院に連れて行くのにまったく苦労はない。楽なものだ。


病院はさすがに平日なのでそれほど混んでないように見えたが、実は車の中で順番を待っている人が多かったらしく、見た目よりは順番が来るまで時間がかかった。
でも病院に行くといろんな患畜(「動物のお医者さん」で学んだ単語)を見ることが出来て楽しい。
たとえば今日はゴールデンが病院の外で順番を待っていたのだが、呼ばれるなり中に入ってきたのはいいが、入り口のところでもうお尻を床につけて、いやいやをしていた。
結局は男の先生たちに取り押さえられて診療台に載せられていたが、引きずられるようにして連れて行かれる姿はおかしいようなかわいそうなような。
とりあえず、うちのプティット(ラブラドール・黒)があれくらい大きくなくて良かったよ、と安堵してみたり。
うちの犬は因みにフィールド・タイプなので、ラブラドールの割には随分小ぶりでたったの!23キロなのだ。


さて、いよいようちの順番が来ると、案の定プティットが尻込みというか緊張し始めたので、抱っこして診療台まで連れて行く。
ここの病院はプティットが小さい頃からずっとお世話になっているので、どの先生も知り合いなのだが、特に院長はプティットをかわいがってくれて、わたしが彼女を抱っこして連れて行くたびに大笑いしている。
というのも、いくら彼女が小さいと言っても23キロあるわけで、そんな彼女を一見ものすごく細いわたしが抱いている画がツボらしいのだ。
まあ、確かにどこに行っても、わたしがプティットを抱いているのを見てぎょっとする人が多いのは事実だが、これは要するにコツがあるから出来ることなので、たとえば同じ重さの米を運べと言われてもわたしは運ぶことが出来ない。
プティットが上手に抱かれてくれるからこそ出来ることなのだ。


それはそうと、検査結果は何も問題なかったので、無事一ヶ月分の薬を貰って帰ってくることとなった。
そのほか、垂れ耳の犬にありがちな耳の汚れも今回は殆どなく、消毒液をつけた脱脂綿で耳の入り口を拭いて貰うだけで済んだ。
因みに病院の帰りはいつもどっと疲れるらしく、おやつを食べたあとは大体バックシートに移動してきて寝転んだりしている。
行きはCMの犬っぽく、助手席でにこにこしているので、病院に行くのがどれほど疲れるかということがわかるというものだ。
それでも病院が好きだというのだから、不思議だよなあ。