第二クール  ベガルタVSヴァンフォーレ甲府

Ura2005-05-14



今日から第二クール開始。
試合前、入り口付近でシルビーニョと森田くんのサイン会が開かれていたほか、SS席付近コンコースのグッズ売店では富田が販売実習をしていた。
最近、ホーム戦でのこういうイベントがあるので楽しいが、今日いちばん面白かったのは、GK練習前のちょっとした時間帯にベガッ太とGKコーチ藤川のPK対決があったこと。
ゴール前に5つくらいのボールが置かれていたのを、右から順番にベガッ太がゴールめがけて蹴ったのだが、1、2本目は藤川が素晴らしい?キャッチを披露し、ノーゴール。
しかしそのあと、ベガッ太はフェイントをしてみたりして、次々ゴールを決める。
最後なんて確か、観客席のほうを指差して、露骨なフェイントをかけていた。
こういう催しがあると、試合前のサポーターの心も和んでいいなあと思った。次のホーム戦でも是非やって欲しい。


ところで試合結果は、2−1でベガルタの勝利。
前半立ち上がり、なんとなく覇気が感じられなかったほか、「黒豹」清水が立て続けにミスをしたり、千葉直樹の調子が明らかに悪そうだったりと心配したが、時間が経つにつれて、だんだんと良くなったので安心した。
そして29分、磯崎からのパスをシュウェンクが左足でゴールネット奥のほうに蹴りこんだ綺麗なシュートでゴール。
この時間帯、明らかにベガルタが試合のリズムを掴んでいたのだが、先制点を取ったからといって守りに入ることなく、追加点を狙って前に出て行ったのが良かった。
その姿勢が功を奏して、それから3分後の32分、右サイドから財前のクロスをシュウェンクがヘッドでゴール前に出し、それを梁がボレーシュート
これも面白いくらい綺麗に決まった。
個人的には点が入るたびに、サポーター席から「オー・シャンゼリゼ」の歌が流れ、「まだ試合は終わってないのに!そしてこういうときに失点しやすいのに!」と不安になったが、前半終了までうまくボールをまわしたまま、失点することなく終了して安堵。


後半は甲府が予想通り前がかりになってきたので、守備に割く時間が多かったが、何とか守って終了・・・するはずだったのだが、ロスタイムに入る直前、木谷に意味不明のイエローが出てしまい、それがこの日二枚目のイエローだったため、退場になってしまった。
メインから見ていると遠かったため、なにが起こったのかよくわからなかったのだが、ベンチに戻ってきた木谷本人もコーチたちに向かって、「なにがなんだかわからない」というようなジェスチャーをしていた。
多分、一人少なくなったせいかもしれないのだが、その後ロスタイムに失点してしまう。
この失点はもったいなかったなあ。中盤からのプレスがことごとく甘くて、結局ゴール前までボールを持っていかれての失点だったので、結局いつものパターンと言えば言える。


しかし、なんだかんだ言ったところで、試合に勝ったことが大事だし、ホームでようやく二勝目なので嬉しい。
今日は特に大柴とシュウェンクが良かった。
大柴は週の真ん中、原因不明の蕁麻疹のせいで眠れない日が続いているというような報道もあったので心配していたのだが、ピッチ上の動きを見る限り、全然問題ないどころか絶好調に見えた。
次節も是非頑張って欲しいものです。