Interpreter, The(インタープリター)★★☆☆☆

Ura2005-05-25



監督 シドニー・ポラック
出演 ショーン・ペンニコール・キッドマン


国連で同時通訳者として働いているシルヴィアはある日、誰もいない会議場でアフリカのマトボの大統領暗殺計画を耳にしてしまう。
翌日には車に轢かれかけるなど、おかしなことが起こるので、警察に保護を求めるが、警察およびシークレット・サービスは懐疑的で、まともに取り合ってもらえない。
そこで出会ったシークレット・サービスエージェント、ケラーは彼女が嘘をでっち上げていると踏み、嘘発見器にまでかける。
というのは、マトボという国では長く内紛が起こっていたのだ。

    • -


家に帰る途中、突然の大雨に降られて、雨宿りがてらに観ることにした本作。
最初からそれほど期待していたわけではないのだが、思った通りというかなんというか、予想通り、大して面白くなかった。
本作は国連本部で初めて撮影をしたということで話題になっているようだが、果たしてそれほどまでの価値があったのかも疑問だ。
どこぞの巨大な会議場でも良かったのでは?と思うのは、やはり素人の見解なんだろうか。


それにしても、ニコール・キッドマンショーン・ペンを引っ張り出しておいて、この出来はないよなあ。
キッドマンも普段のバービー然とした完璧な容姿を隠して、かなーり地味な、いわゆる「同時通訳者」の役に徹している。
どうせつまらない映画なら、せめてキッドマンの魅力を存分に満喫させてくれてもいいようなものだが、そうなるともう、コメディになっちゃうもんなあ。