ベガルタVS アビスパ福岡

Ura2005-08-02


えーと、甲府戦アウェイツアーから帰ってきてすぐに風邪をひいた。
往復ずっと冷房のきいたバスで移動したのが悪かったんだろうな。しかもそんな中でしっかり寝てしまったし。
疲労蓄積している上に風邪までひいたので、泣きっ面に蜂という感じで発疹まで出てしまった。
最近まるで病気の問屋さんみたいだなあ、わたし。

ちなみに。
幼い頃に「病気の問屋さん」と呼ばれていたのは誰か。
それは澁澤龍彦氏である。
などという愚にも着かないトリビアまで出てくる始末。やれやれ。


ところで病気だろうが発疹が出ようが、とりあえず福岡戦は這ってでも観に行くつもりだったのだが、薬を飲んだ甲斐もあって、無事元気な状態で試合観戦をすることが出来た。
試合内容はというと、勝ち点1を拾えてラッキーという感じだろうか。
ベガルタ側がセカンドボールをまるで拾えなかったことを考えると、致し方ないという感じがする。
特に富澤が抜けた穴は今更のようだがあまりにも大きく、DFラインの連携はまだ多分に問題を抱えているのが不安でたまらなかった。
確かに今回スタメンを奪取した根引は頑張ったと思うし、素晴らしいことに点まで取ってくれたのだが、彼自身も言っているように、とてもじゃないが100%の出来とはいえないと思う。
それと監督の采配への疑問が再び頭を擡げた。
個人的には後半、福岡に1点リードされている状況で大柴を下げたのはどうかと思う。
彼の出来は決して悪くなかったし、彼のように勝利に対して貪欲な選手をピッチの外に出すというのは、本当にどうかと思う。
大柴とシュウェンクを同時に出せたらいいのになあと思ってやまない。

そして福岡戦で再び輝きを見せてくれた関口。
後半終了間際にバロンがPKを蹴ることになった時も、PKを失敗した場合にはいつでも前に飛び出していけるようにと、走りこむ気満々な様子がスタンドにまで伝わってきた。
実際、このPKはゴールネットを揺らすこととなったが、そのあとも関口がボールを持ってハーフラインまで走っていく姿を見て、去年の寿人のことを思い出してしまった。
彼はわたしがサテライトで観て以来ずっと応援している数少ない選手なので(ベガサポ歴が浅いので)、関口が活躍しているのを観るのは本当に自分のことのように嬉しいのだ。


しかし、ここニ試合、ピッチ内を最も走り回っているのが大柴と熊谷のベテラン二人組というのは、いかがなものだろうか。
夏の試合は観戦しているだけでも辛いので、ピッチに立っている選手の疲労がいかほどかということはよくわかるのだが、大柴と熊谷を見習って、ほかの選手も更に頑張って貰えたらと思う。
因みに監督は試合後のコメントにて、シルビーニョボランチで使えたのが収穫、みたいなことを言っていたようだが、シルビはもともとボランチもトップ下も出来る選手だということを知らなかったんだろうか。
彼の勉強不足を今更のように思い知らされて、怒りどころか脱力してしまった。
本当に去年の試合は全然観てないんだなあ。だから財前や大柴を右SHにコンバートして失敗するんだよ。去年経験済みなのに。あーあ。


とにかく、土曜日の鳥栖戦は負けられない。絶対に勝ちます。
その後はしばらくアウェイにも行けないし、生で是非とも勝利を観たいのです。