明日は愛媛戦

明日はアウェイでの愛媛戦である。
世の中はこぞってW杯に夢中で、わたしもそのうちの一人なのだが、それとは別にJ2はリーグが続いていく。
そして明日、わがベガルタはアウェイで愛媛と対戦することとなる。
前節の札幌戦に関しては、あまりにも気落ちする結果だったので、特に何も記さずにいたのだが、アキレス腱断裂で戦線を長期離脱することになった白井と警告累積で出場停止となった木谷のかわりに広大と池田が入り、これまた累積出場停止となったロペスのかわりには萬代が入り、ボルジェスとの2トップの一翼を担うこととなった。
そうやって臨んだ札幌戦は、0-2という結果に終ったのだが、決して札幌が良いサッカーをしてベガルタを圧倒したというのではなく、わがベガルタが自滅という感じを受けた。
それは何も初スタメンだったCB二人が原因なのではなく、要所要所でのミスが積み重なった結果だったろうと思う。
それでも、守備の最終ラインで或る程度ミスが出るだろうことは予想出来ていたことで、前の方で失点以上の得点が出来ていれば問題無かったのだが、点を取れなかったのが結局敗北に繋がったように思う。
そして、運動量にも問題があった。
中盤に随分と大きなスペースが空く時間が長かったため、普段よりも中盤の熊林、梁に負担がかかることとなり、結果、守備でもマークのずれが生じたり、攻撃に移るまでに時間がかかったりした。
この辺のことは、練習やコミュニケーションで十分修正できることだと思うので、しっかり修正していってほしいと思う。
否、明日は愛媛戦までにしっかり修正してくれただろうと信じている。
明日は是非とも勝ち点3を掴み取って帰って来、週末のみちのくダービーにつなげて貰いたい。


因みに札幌戦の直前、コアサポゾーンで選手たちへの横断幕がいくつか出た。
まずは小針への横断幕。確か「小針は正しい」というようなものだったと思う。東京ヴェルディ戦で、ピッチに倒れている白井への注意を促そうとして主審に話しかけたところ、ベンチにいたにも関わらず一発でレッドを貰った小針に対してだ。
そして、ペナルティエリア内でファールをしてしまい、これまた退場となった木谷へ。
これは確か、彼の戦う姿勢を賞賛したものだったと思う。
そして、ヴェルディ戦でアキレス腱断裂をしてしまった白井に対しては、スタンドを覆い尽くすほどたくさんの白いボードやら弾幕が出て、そのすべてに「白井」だの「四番」だのと書いてあった。
それ以外のものでは、白井の復帰を待っているという旨を書いたものが多く、いちばん面白かったものでは、「早く帰らないと坊主!」などというものもあった。(白井は既に坊主頭)
その後しばらく白井コールは鳴り止まず、やがてピッチに松葉杖をついた白井本人が出てきて、長い間ずっと俯いたり、手を振ってくれたり、お辞儀をしてくれたりしていた。

白井が疲労がたまっていく中で随分と無理をしてスタメン出場し続けていたことは、おそらくサポーターの誰もが知っている。そして、このコールと横断幕は、そんな白井への感謝と励ましだったと思う。
ほんとうに、一日も早く白井が復帰してくれればいいなと思う。
そして白井の復帰を待つ間、わがベガルタは常に首位グループに位置づけていなければ。