ベガルタ仙台 VS 柏レイソル


ここで負けると今年のJ1昇格が限りなく困難になるという、この柏戦。
仙台の選手たちは、かつてないほどの勝利への気持ちを前面に出して闘ってくれたと思う。
試合自体は審判のカード乱発という、何が起こるかわからないはらはら感と、一点が勝負を決めてしまうだろうという予感に満ちたものだったが、それでも後半、梁勇基がゴール前のこぼれたボールを押し込んで得点した時には、スタジアムが揺れるほどの歓喜に湧いたものだった。
それ以外にも、地震が起きたり、この試合で出たカードがなんとイエロー11枚、そして退場者2名という、すごい結果になってしまったりと、ほんとうに色々な意味で記憶に残るだろう試合になった。
でも、試合がなかった二週間のうちに、ベガルタがこういう厳しい状況下でも勝利を引きよせられるチームになったのが嬉しくてたまらない。
梁勇基の得点のあとにも、ボルジェスがゴール前で倒されたことによって得たPKで追加点を入れ、その後も30分近く、10人で柏の攻撃をしのぐことが出来た。
こういうチームを見て、わたしは心底から、誇りに包まれましたよ。このチームのサポーターであることを。


さて、次の試合は水曜日すぐにやってくる上、ロペス、菅井、熊林が出場出来ない事態になってしまっている。
でもスタメン以外の選手たちも、こういうときのために練習をしているんだし、きっと出られない選手たちの分も頑張ってくれるだろうと信じている。
徳島戦も是非、柏戦で見せてくれた闘志で勝ち点3をもぎ取ってきてほしいものだ。


しかし、土曜日に勝利すると、日曜日は気分がいいなあ。
今更のようだけど。