#45 ベガルタ仙台 VS 徳島ヴォルティス 1-1


今日はホームにて徳島戦。
試合前の選手練習が始まり、徳島陣内にGKが入ってくるとスタンドのところどころから自然発生的に拍手が湧き上がった。そう、ノリオですよ、ノリオ。
自然発生的に起こった拍手はやがてノリオコールも伴い始め、毎回のことではあるのだが、高橋範夫という選手が未だにベガサポにいかに愛されているかということを実感した。
因みに後半陣地交代のときも、ノリオが仙台のゴール裏前にやってくるなり、拍手が再び湧き起こった。
後半になって陣地を取り替えただけで拍手されちゃう他チームの選手って・・・ノリオ以外にはやはり思いつかない。恐るべしノリオ。


で、試合内容はというと、うーむ。
なんなんだろう、あれは。
前半は守備一辺倒になってしまう時間帯が長く、守備自体にそれほど不安要素はなかったとはいえ、やはり攻撃の時間があまりにも短かった。
それも中盤で潰される攻撃が多く、ロペスが中盤以下まで下がってボールを貰う場面などが多く見られたことにも象徴されていたと思う。
それでも前半は無失点で押さえ、後半につなげられたのだが、後半はなんと徳島が先制点を取ってしまう。
これはほんとうにかなり疑問の残るゴールで、仙台の守備ラインがこぞって手をあげていたのだが、オフサイドの判定は出ずに、ゴールは有効になってしまった。
しかし、このあとすぐに大柴が今年初ゴール(だと思う)を決めて同点に追いつく。
ここ二試合くらい調子の悪そうだったのが、ここで復調の兆しを見せたこともあり、大柴のゴールはほんとうに嬉しかった。
ところが、このあとは徳島の選手が続々痛んでピッチの外に出たり、ピッチ内でうずくまったり、審判の不可解なジャッジによって仙台ボールかと思ったところが徳島ボールになったり、そして仙台の選手は前半、守備でかなり走ったことがここで響いてしまったのか、足が止まり始めてしまった。
途中、結構早い時間帯に交代があり、富田晋伍、中島、関口が投入されたが、最後までゴールネットを揺らすことは出来なかった。


今日はあろうことか、柏が愛媛に負けたので、ここで仙台がしっかり勝っていれば勝ち点差を詰めることが出来たので、引き分けてしまったことが非常に残念だ。
しかし引き分けてしまったことは仕方のないことなので、次の水戸戦は気持ちを切り替えてがんばって欲しいと思う。
必要なのは素晴らしい試合内容ではなく、勝ち点3である。
わたしも水戸には出向いてしっかり応援する予定。