豊崎由美

うわあ。
豊崎由美が出て、翻訳小説を紹介している!


わたしは基本的に他人の紹介する本というものを読まないし、世間で売れている本というのは基本的に絶対に読まないことにしている。
でもこの人は別だ。
この人は純文学(というカテゴリーはまだ有効なのか?)からエンターテイメントまで網羅していて、わたしが普段食指を伸ばさないような本まできっちり読んでいるのだ。
ほんとうに、本を読むのが生業の人なのだな、と関心することしきり。
しかも、少し前に出た大森望との共著である「文学賞メッタ斬り!」で、最近の小説家は海外文学を読んでなくて軽視している傾向がある、というようなことを、島田雅彦も交えて話しているのを、ちらっと読んだばかりだったので、いかにもタイムリーな番組である。
とりあえず、録画しちゃって、あとでゆっくり観ようと思う。


それにしても今日は、情熱大陸のGREENのデザイナーの回といい、面白い番組が続くなあ。
この大出氏にしたって、ほんとうに変態で、観ているだけでときめいてしまった。
まさに洋服がすきですきで仕方がないというのが観ていてよくわかった。
こういう気持ちわかるよ。うん。
と、いちいち頷きながら観てしまった。
そうそう、洋服は細部が大事なんだよ。細部に神が宿る、というじゃないか。
細部がおろそかになってる服なんか、犬に食われてしまえ。
って犬がかわいそうだな、などと思ってみたり。