引き分け地獄

今日はアウェイにての愛媛戦。


前半立ち上がりはイージーミスが多くて、あまりに攻め急いでいるような印象。
今日は最終ラインに今期初スタメンの一柳と広大のコンビが入ったが、前半早々、広大のミスから危うく失点する場面があってひやりとした。
しかし、ここは林のスーパーセーブで凌ぐ。
愛媛の選手にボールを持たれたところをまったく詰めていかず、ボールを持ったままシュートまで持っていかれたのは広大の大きな判断ミスだった。

しかし、このあとは広大も一柳も落ち着いた守備を見せ、攻撃陣も徐々にパスを繋いでの攻撃を仕掛けていくようになる。
そして25分には梁の得点。
一柳から前線へのパスを中原が落とし、それを狙いすました梁がゴールに蹴りこむという、完璧なゴールだった。
その後は良い感じで主導権を握って試合を進めるが、惜しい場面は多々あるものの、やはり、というかなんというか、追加点が奪えない。
しかし、時間を経るごとに最終ラインの広大と一柳も落ち着いた守備を見せ、前半はほとんど危ない場面もなく終了。


後半も前半のペースで行けば、これは初の複数得点で快勝?
と思ったのも束の間、立ち上がりから愛媛に攻撃を仕掛けられる。
おそらく風の影響もあったのだろうが、前半あれほど拾っていたルースボールをことごとく愛媛に拾われ、そのうちベガルタは足が止まり始めてしまった。
こうなると最終ラインはずるずる下がり始め、押し込まれる場面も数々あった。
それが得点まで至らなかったのは、紙一重で守った守備陣と林の頑張りのおかげか。


攻撃も時折カウンターで惜しい場面があった。たしか中原のヘッドとかがあったような気がする。
でも追加点までは遠い、遠い。
交代も由紀彦、飛騨、平瀬と入ったが、なんの足しにもならず。

しかも、後半39分にペナルティーエリアで直樹がファールしてしまい、なんとPKを与えてしまう。
ところが、これを大魔神!林が止め、観ているこっちは大騒ぎ。
ベガルタが流れを引き寄せ、勝ち点3まであと一歩。

と思ったら・・・

なんとロスタイムでぽかっと失点してしまったのだ。


なんというかまあ、こうなると「いつものパターン」としか言いようがない。
林はあっけに取られたような顔をし、テレビ観戦をしているこちらも脱力感でいっぱいになってしまった。
そして試合はそのまま終了。


結局、ここ二試合と同じパターンで、またもや引き分け。
それも勝ち点3を目の前にちらつかせたところで追いつかれるという、果てしなく負けに等しい引き分けだ。

これはもう、手遅れになる前にさっさと補強しないと、今期はどうにもならないかもしれない。
今後を楽観出来る要素は、はっきり言って全然ないと思う。
特にサブに入るFWがね・・・もうちょっとどうにかならないものか。
FWが決定的な場面でパスを出してどうする・・・

とりあえず、次からのホーム二連戦を勝たないことには、フロントに対する要求突きつけと風当たりは相当なものになるだろうな。