コレット・ミーツ・コムデギャルソン

Ura2004-08-23

夕食の前に、Colette Meets Comme des Garconsをちらっと見に行った。
以前JUNYA WATANABEの店舗があったところなのだが、12月29日までの期間限定でフランスのColetteがコムデギャルソンとコラボしているのだ。

店舗の二階部分にはフランスのアーティストの作品がいくつもかかっていたのだが、写真に真っ黒クロスケをCGでたくさん貼り付けたような作風でちょっと面白かった。
わたしが特にすきだったのは、フランスの八百屋の写真にクロスケ?がたくさん集まっているという作品で、イチゴやらバナナの鮮明な色とクロスケの黒が対照的で美しい上、作品の真ん中に真っ赤なスプレーで書いたようなNOの文字が印象的だった。
ポップではありつつも既存社会というものに常に懐疑的であろうとする芸術家の姿勢が好ましかった。

一方、一階部分は普通の店だったが、コレットらしいコラボ商品がそれぞれ広いスペースを使って、ぱらっと置かれていた。
洋服はジュンヤ・オムのジャケットとプレイの水着くらしかなくて、あとはアンダーカバーのバッグパックを使って作ったぬいぐるみやi-Podとかがあったくらい。
一見真っ黒に見えて、その実手にとってみるとラメラメだったi-Podがかなり魅力的だったが、ケース込みで15万だった。吃驚。

そんなわけでまあ、正直なところ、パリにあるコレットのニュアンスがちょっとあるくらいで、やっぱり本物のほうがいいな、というような店だった。
でもまあ、これから12月末までは何度も商品が変わるだろうし、時々見に行こうかなとは思う。

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