嵐がやって来る

さっきからいかにも台風の予兆なんです、というような、激しいけれどもいやに生ぬるい風が吹き付けている。
わたしは台風は嫌いではなく、どちらかと言うとすきというくらいなのだけれど、明日天気が崩れるのは勘弁して欲しい。
せっかくイタリアに帰る直前の妹と遊ぶ最後の一日なのに。


その上、午後からやっている雑事は全然すすまなくて、しょっちゅうよそ事をやったり、ご飯を食べ始めちゃったりして中断している。やれやれ。
でも、明日の朝までには終わる予定。
中途で投げ出したまま眠り込んでしまっても、家の中にいる小人たちがやがて部屋のそこここから出てきて、パソコンまでよじ登って云々。

いや、ほんとに現実逃避って楽しい。

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ところで、友人は朝11時の新幹線で帰っていった。
彼女を駅まで送りに行った時はぐずついた天気ながらなんとかもっていたのに、彼女を改札口で送って駅から出るなり、天気雨がぱらつき始めた。
あれ、もしかして雨女はわたしなのか!?
と思いつつ、早足で帰りましたよ。


勿論帰ってからは、もう一眠りしました。