Adieu la tritese

Ura2004-09-25


フランソワーズ・サガンが69歳の若さで逝去した。


朝、友人からサガン逝去の旨を知らせるメールが入っていちばん驚いたのは、実のところ、サガンがまだ生きていたということだ。
この人はなんとなく60年代の退廃的パリのイメージが強くて、一時代前の人って思い込んでいたのだが、実際は若かったのだなあ。
これを機に、もう一度「悲しみよ、こんにちは」以外の彼女の作品を読み返してみようかと思う。


しかし、サガン死去の知らせを受ける、ほんの数時間前に、奇しくも「悲しみよ、こんにちは」の主人公セシルを演じたジーン・セバーグピーター・セラーズと共に出演している映画「ピーター・セラーズのマ・ウ・ス」を観ていたとはなんという偶然。
これもいわゆる共時性のひとつか。



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