サッカー選手の肖像

Ura2004-09-27



六本木でやっているFIFA100周年記念の写真展を見に行ってきた。
この展覧会ではペレが選んだ119人の歴代サッカー選手たちの写真があるという。ペレが一体どういう119人を選んだのかという興味と、フィーゴの写真を(特に)見たいというミーハー的興味とに突き動かされて行ってきた。
ちなみにこの119人の中に、日本人ではただ一人、中田英寿が選ばれている。ま、妥当な選択ですよね。


展覧会に入ってすぐ、まったく同じ構成で撮られた写真のシリーズがあったのだが、それぞれの選手が一人ずつ頭の上にボールを乗せ、そのボールが地面に落ちないようにと、ほんの少し上を眺めるような体になっている。
どれもこれもがバストアップの巨大な写真で、写っている選手も個人的にすきな人が多い。アンリとかジダンとか。
中田もこのシリーズに入っていたが、ほかのみんなが上を見ているのに、一人だけ正面を見据えるという形だった。それは、その形が彼のいちばんいい角度だから?


それ以外にもいい写真が結構あった。プラティニなんて、会議場みたいなところに、10人くらいのプラティニがそれぞれ違った表情で写っているという、結構コミカルな作品になってて面白かった。ああやってみると、単なるフランス人のおじさんにしか見えないし。
多分、展示が終わるまでにもう一度くらいじっくり見に行くかも。そしてポスターとか買っちゃうかも。
あ、フィーゴの写真は、チョコレートや埃などを使って写真を撮るというアーティストのコーナーにあった。なんか微妙。ジダンとかの写真と同じ写真家に撮って貰った方が良かったのに、と勝手に思った。



ちなみに遅い時間に展覧会に行ったせいか、写真を全部見終わる頃にはすっかり空腹になってしまったので、友人と早足で麻布の焼き豚屋に行った。
ここの店にはいつも行きたくてしょうがなかったので、ものすごく楽しみだったのだが、食べてみると意外。目玉の焼き豚よりも焼き鳥のほうが美味しかった。
しかもやっぱり、秘伝のタレが美味。ここは塩よりもタレがよかったな。


帰りは六本木のスターバックスでお茶。
席が見当たらないのでうろうろしていたら、終いにはコーヒーを床にぶちまけてしまった。
周囲の誰にも火傷させずに済んだのが不幸中の幸いだが、いろんな人にご迷惑をおかけしました。
しかもこの店でコーヒーをぶちまけたのって初めてじゃないんだよなあ。恥ずかしい限りだ。
でもその後、絵本コーナーで絵本好きの友人と絵本について色々語り合い、すっかり復活。やっぱり本屋っていいなあ。ここは文学書は全然ないけど、それでもいい。

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財前宣之の怪我が太腿裏の肉離れということで、全治三週間だそうな。
彼が戦線離脱するのはチームにとっては痛いけど、それくらいの怪我でほんとうによかった、よかった。