After all these years

カナダの友人が仕事で日本にやって来た。
彼女に会うのはもう四年ぶりで、しばらく前からメールのやり取りをしつつ、お互いに外見がどれほど変わっているかと心配（であり期待）していたのだが、実際に会ってみるとお互い殆ど変わっていなかった。
彼女が二児のママであることを考えると、結構凄いことなのだが、考えてみると年齢は一つしか違わない。それはちなみに今回、初めて知ったのだけれど。

彼女が日本に来るのは初めてだが、東京にいられるのは二日間だけだというので、色々考えた結果、浅草と渋谷を見せることにした。言うまでもないが、この二箇所がいわゆる「日本」を象徴している場所だからだ。

最初の夜は、彼女のリクエストで寿司屋に行くことになった。
回転寿司だがネタが新鮮なことで有名という寿司屋に連れて行くと、友人は、回転している寿司を見るのは初めてだとはしゃいでいた。
納豆を試しに食べさせてみると、意外なことに、匂いを嗅いだ時には眉間に皺を寄せていたくせに、怪訝な顔をしながら口に入れ、「あ、平気」と言っていた。意外だなあ。
そのほかにも色々食べさせた後、マツモトキヨシに行ったり、いつも馬鹿みたいに混んでいるカフェに行ってみたりした。
ちなみにそのカフェでは、女性同士なのに、隣に並んで座る席に案内されたので、「なんだかカップルみたいじゃない？」と恋人同士みたいなフリをして笑ったり。

その後は流石に時差ボケで辛そうだったので、翌日朝まで解放してあげることにした。
なんたってタクシーで帰ると言い出すくらい疲れていたみたいなので。