イラダチ/ トロイ

Ura2004-11-03



最近、小さなことで苛立つことが多い。
わたしは普段から結構怒りやすいのに加えて、周囲にわたしのα派の源であるプティットがいないと更に酷くなる。
しかも、楽天が仙台にやってくることになったり、アメリカの大統領選挙ではブッシュが優勢だったり、どうしても自分の中ではうまく消化できない類のことが立て続けに起こっているのだ。
関係ないと言ってしまえば、関係ないのだけれど。これ以上関係あることがほかにあるのかという気もする。


そんな思いでいっぱいの時にブラッド・ピット主演の「トロイ」を観たのだけれど、これが思ったとおりのくっだらない駄作で面白くないのなんの。
でも普段よりも二周りくらい肉をつけたブラッド・ピットは全然悪くなかった。
地中海風に金髪をゆるやかに編んでいるその髪の毛も(ギリシャ人が金髪とは思えないけど)、寝転んだ時、見せ付けるように大写しになる背中にのった筋肉も、全然悪くないと思った。
でもきっと、普段はまったくすきじゃない彼のことをこんなにいいと思ったのは、わたしの耽美趣味(アキレスとかオデュッセウスとかね)と筋肉ずきと、あとはやっぱり強い男好きってことに集約されるんだろうな。

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