レアルがヴェルディに零封負け

Ura2005-07-25



東京ヴェルディVS レアル・マドリッドの試合をテレビで観たが、本当に酷い試合だった。
去年は同じカードの試合を味の素スタジアムまで観にいったが、今年はフィーゴが来日するかどうか微妙だったこともあり見送った。しかし蓋を開けてみると、一番活躍していたのは後半から出場したフィーゴじゃないか。
後半から出てきたとはいえ、フィーゴのドリブルは相変わらずキレキレで、調子に乗っていたヴェルディのDF陣を翻弄していたし、精度の高いクロスもさすがというほかない。あとはオーウェンやら他のFWやらがゴールするだけだったのに。
しかし、これでレアルの首脳陣にもフィーゴの素晴らしさがわかったんじゃないかな。これで快くチーム残留ということになるといいなあ。


それにしてもまさかレアルがリーグでビリから二番目のヴェルディに負けるとは予想だにしなかった。
しかも3−0の完封負け。
レアルは時差ボケだったのか?
そしてビジネスのために風邪をおして強硬出場したジダンと脚が痛いのに出場したベッカムは、無理をする必要があったんだろうか。
去年もこの時期にトレーニングよりビジネスを優先させたことによって、リーグ開幕直後はめためたの出来だったし、今年もそうなるんじゃないのかなあ。
日本で強豪と呼ばれるチームの試合を観られることは勿論嬉しいのだが、彼らがその後シーズンを棒に降るようなら、あまりその意味はないとしか言いようがない。

少なくとも我がベガルタは、今年外国のチームと親善試合をせずにキャンプ入りしたことによっての益は多。

ちなみにヴェルディ側から言えば、ここしばらくリーグで低迷しているチームとは思えないほどのモチベーションの高さを見せた試合だったと思う。
これをなぜリーグで出来ないのか?というのが大方の見るところだろうが、この試合をきっかけにヴェルディはリーグ戦でも浮上するかもしれないし、なにはともあれサポーターの皆さんは大喜びだったことでしょう。
それにしてもサッカーはなにが起こるかわからないと、今更のように実感した試合だった。

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あと、どうでもいいようだが、この日の「すぽるたん」での司会者の言動は目にあまった。
カズの横浜FC移籍が今週もっとも大きなニュースだったのは確かだが、ローカル番組、しかも楽天ベガルタの情報番組で司会者が言うに事欠いて、「ベガルタはおいといて、横浜FCの話をしましょう」はないだろうと思う。
家人は怒り狂って、番組に苦情を寄せる決意をしたようです。
この番組の酷さ(主に司会者とリポーターの無知ぶり)はこれまでも色々なところで見聞きしていたが、さすがにあれはないでしょう。
サポーターの堪忍袋の緒もそろそろ限界だと思いますよ。



*7月20日に「Fever Pitch」の感想更新