サッカーを七ヶ国語で!
昨日今日とサッカーの試合がないので、なんとなく手持ち無沙汰でついぶらりと本屋なぞ行ってしまうのだが、そこで購入したのは、有酸素運動特集の「ターザン」という筋肉雑誌?、「7ヶ国語でワールドサッカー!」というサッカーの用語ほか、サッカーに関することを7ヶ国語で覚えようという本、そしてよしもとばななのあたらしいエッセイだ。
ばななのエッセイに関しては、これはもう魔がさしたというほかなく、普段は滅多に買わないエッセイなのだが、つい買ってしまった。これもまた、W杯の呪いというべきか。
「ターザン」に関しては、最近ジムに通い、体のメンテナンスをきっちりしはじめたということに尽きると思う。
自分でも我ながら、痩せすぎの範疇に入るよな、と思いつつも、運動をまったくしないので、このところ大雑把な体型になってきているのが気になっていたのだ。
そこで奮起一念、昔から入っていた老舗?のジムを見限って、あたらしいジムに入会し、今のところは有酸素運動と筋トレで、中学生以来ずっと放っておいた筋肉を鍛えなおしているところなのである。
自分でいうのもなんだが、物事に夢中になりやすい一方、恐ろしく飽きっぽいという一面があるため、どこまで続くのか定かでないが、とりあえず今はハードコア筋肉雑誌?などを読んでモチベーションを保っているところである。
巷には「BODY」という女性用のダイエット誌のようなものもあるのだが、こちらはなんとなく「片手間」という感が否めなく、なんとなく食指が動かない。
というか、なんだ、ありていに言えば、この雑誌の人とは洋服のセンスが合わないので、見ていてもいらつくのである。運動に関する薀蓄情報も薄すぎるよ、と文句がこみ上げてくることもある。
それならいっそ、体を鍛えることだけに着目している「ターザン」のほうが遥かに良い。
そもそもわたしは完全な文系人間なので、すべて文章・読書から入るという習性があり、たとえ運動に関する雑誌でも科学的根拠のようなものを知っておきたいのである。
我ながら七面倒くさい性格ではあるが、性格なので仕方ない。
そして最後に七ヶ国語でサッカー用語を覚えようという本書だが、これはまさに痒いところに手の届く素敵な本と言うべきで、考えてみるとわたしは、ことサッカー用語に関する限り、まったく外国語の知識がないのである。
まあ、そりゃ、ヘディングが和製英語であって、英語では「header」であることや、そのくらいレベルの基礎的なことは知っているのだが、一サッカーファンとしてはおよそ心細いくらいの知識しかないわけだ。
こりゃ、渡りに船とばかりに、すぐ購入してしまった。
因みにうちの弟なぞは、類を見ないサッカーマニアなので、昔からセリエAだのリーガ・エスパニョールだのを見ている間に、基本的な単語はすべて、その国の言葉で覚えてしまったらしい。
まさに、好きこそものの、である。
わたしもその辺少し、見習いたいものである。
改訂版 7カ国語でワールドサッカー!―本場サッカーをナマで見る熱狂フレーズ
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Tarzan (ターザン) 2006年 6/14号 [雑誌]
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