最終巻

そういや、旅行の途中で「ハリー・ポッター」の最終巻を買って読んだ。
なんだか、最終巻に恥じぬ素晴らしい結末、とかいう書評をどこかで読んだ気がするのだが、個人的には、ここまで引っ張った挙句コレ?というような印象だった。
最後の最後になって、死んだ人の歴史の裏みたいな話を続々とつまびらかにしていくのも、なんというか、帳尻あわせという気がしないでもない。
でもそんなこんなの最終巻でも、全体的には楽しく読めた。
これで来年の夏旅行にはハリー・ポッターが読めないのかと思うと、なんだかさみしいような気すらする。
かな?
とりあえず、そのうち映画も観ておこうかと思う。

ちなみに、行きの飛行機の中ではダイアン・キートンとマンディー・ムーア共演の「Because I say so」(たしか)や「Miss Potter」など、色々映画も観た。
「Miss Potter」は「ピーターラビット」の作者の話なのだが、最初のほうから、恋人が死にそう死にそう、と思っていたらほんとうに死んだのがどうかと思った。

ちなみに帰りの飛行機は席毎に小さなテレビがついてなかったので、あんまり集中して映画は観られなかったけど、異様に元気なフライトアテンダント(オランダ人)がわたしの席周辺の担当だったので、その人を見ているだけで結構楽しめた。
ああいう風にどんな客相手でも、にこやかに、時には個人的に世間話なども交えつつサービスできる人ってすごいなと心底思う。