旅に出よう

最近、池澤夏樹の本を読んでいる。

読んだのは、
すばらしい新世界

その続きである
「光の指で触れよ」


この人の本を読んでいると、
ふらふらと旅に出たくなる。

ちなみに、
すばらしい新世界」では、
家族の長である林太郎がネパールへ行くのだが、
その彼をのちに、
長男である10歳の息子が救いに行くことになる。
といって別に、冒険譚ではないのだ。


風車と人智を超えたもののお話。


人智を超えたものの存在は、
やがて続編の
「光の指で触れよ」
に至ってさらに大きくなる。


と言っても別に宗教の話ではない。
宗教というよりも、
先入観に縛られない自由の生活
ということについて。
そして、
大地に足をつけるということ。


すばらしい新世界 (中公文庫)

すばらしい新世界 (中公文庫)

光の指で触れよ

光の指で触れよ