ほんもののカルボナーラとは

Ura2004-09-13



今日初めてカルボナーラを作ってみた。
ほんとうに初めて作るのでかなりハラハラしつつ、わざわざ伊勢丹までチーズを買いに行ったり、付け合せのサラダにも無駄にルッコラやバジルを入れてみたりと、その過程もかなり満喫した。
普段自分でご飯を作るときは、ありあわせの材料と短い調理時間で作れるものが多いので(煮込み料理をのぞけば)、こういういかにもイベント的な料理をするのは、ものすごく楽しい。


ところでカルボナーラ
日本では生クリームをどっぷり入れたやつが「カルボナーラ」として認知されているが、実はイタリアでは生クリームは入れない。
いや、もしかしたらイタリアでも南の方では生クリーム抜きだけど、北では入れるのかなあ。
そういえばミラノの超観光客向けレストラン、「チャールストン」では入っていたような気がする。でもここの料理は恐ろしく値段が高いくせに、これまで食べたことがないくらい不味かった。
ミラノのレストランは良く選ばないといけないと心に誓いたくなるほどハズレが多いが、ここは中でも超がつくほどのハズレ。
でもどういうわけか、お客の足は絶えることがないように見えたし、実際にたくさんの観光客が押し寄せていた。変なの。


とにかく、そういうわけで、ほんもののカルボナーラには生クリームは入れない。
チーズもパルメジャーノではなく、ペコリーノという山羊のチーズを使うらしい。
でも作ったやつを食べてみて思ったけど、個人的な好みからいうと、ペコリーノよりもパルメジャーノを入れたほうが味にアクセントがつくような気がする。
パルメジャーノのほうが味がはっきりしていて塩分も味わい豊かな塩気のような気がするんだよなあ。
でもまあ、なにはともあれ出来上がりは結構美味しかったので、初めての料理としてはまずまずの出来でよかった。
うちにやって来た友人も美味しいと言ってくれたし、バンバンザイだ。
友人が持ってきてくれた東京イチ旨いタルトタタンにも舌鼓を打って、大満足。


それと、友人がRMKのアイカラーとリップカラーが一緒になったやつをくれた。
もんのすっごく好みの色の組み合わせだったし、プラスティックの長方形の風船みたいなやつに包装されてるのもかわいくて嬉しかった。
めるしー・あ・とわ。
また遊ぼう。そして村上春樹談議に明け暮れよう。映画なんかも見に行こう。


    • -