シチリアからただいま

Ura2005-07-21



昨日の朝、イタリアから戻った。
今回はシチリアを旅して周ったのだが、いやー、シチリアすごい!
なにがすごいって、海の色、乾燥した空気、そこらですずなりになってる柑橘類、そして魚介類などなど。
でもシチリアって基本的にイタリア語が話せないとかなりきついのじゃないかと思った。
同行した妹はイタリア在住にも関わらず、最初のうちはかなり訛りのきついシチリア語に苦労していたようだったし、はっきり言ってわたしのぼちぼちイタリア語だけじゃ、どうにもならなかったろうと思う(勿論、パレルモは別。パレルモは普通の中都市という感じだった)。
それから、携帯がないと、これまたきつい。
出発前にホテルほかをきっちり決めていく人ならともかく、わたし達のように行き当たりばったりで現地でホテルを探そうという人なら、絶対に必要だ。
そういうことを色々鑑みると、シチリアで殆ど日本人を見かけなかったのもうなずける話ではあるのかなあ。


因みに今回色々本を持って行き、しかもあっちでも更に買って読む予定だったのだが、読書なんで殆ど出来なかった。
毎日朝8時起き1時就寝という規則正しい生活、そして毎日毎日色々歩き回ったり泳ぎ回ったりする生活では、とてもじゃないが活字なんて追ってる場合ではなかった。
行きの飛行機で大デュマのブラジュロンヌ子爵物語を、帰りの飛行機で町田康の「告白」を読んだくらいかな。


あとはヨーロッパ旅行には必ず携帯する澁澤龍彦の「滞欧日記」を毎日ぱらぱら読むくらい。
2週間という時間を考えると、実に少ない読書量だなあ。


とはいえ、本のことはさておき、今回の旅行は本当に素敵だった。
シチリアからの帰路では、妹と、これからは毎年夏にはシチリアへ行こうね、などと言い合ったほどだった。
なにしろ、シチリアは島だと言って侮れないほど広いのだ。
一回行ったくらいじゃ全然わからないほど広い。
きっとまた近いうちに行ってしまいたくなるほど、素敵な場所だった。
ああ、今からまたシチリアに行くのが待ち遠しい。


因みに日本からイタリアに行った時はまったく時差ボケにならなかったのが、今日はしっかり時差ボケっぽかった。
昨夜は普通の時間に寝たものの、今日起きたら時計が夕方の四時をさしていた・・・
これは・・・時差ボケ?と思いますよ、そら。



ダルタニャン物語 全11巻

ダルタニャン物語 全11巻


告白

告白


滞欧日記 (河出文庫)

滞欧日記 (河出文庫)



あ、それと、旅行前、「帰ってきたらベガルタが2位浮上!とかなってるといいなあ」みたいなことを書いたが、二位まで行かずとも、我らがベガルタはしっかり四位まで浮上してくれた。
問題はそれでも色々あるみたいだが、とりあえず勝ち続けることがチームの良い薬になるだろうことは間違いないので、とても嬉しい。
しかし、京都相手の3−1、そして草津相手の4−0での大勝試合を見逃したことは悔しいなあ。
悔しいから、次の甲府はアウェイ試合だが、絶対に遠征しようと思います。


あ、それとシルビ家に無事マリアちゃんが誕生したとのこと、おめでとうございます。
次は根引家かなー。